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JVMA年次大会本会特別企画 共催シンポジウム(第三回)の開催予定

 

JVMA年次大会本会特別企画 シンポジウム(第三回)の開催予定

 

 平成29年2月24日~26日に石川県金沢市で平成28年度日本獣医師会(JVMA)獣医学術学会年次大会が開催され、日本ウマ科学会と日本産業動物獣医学会合同の共催シンポジウムが行われます。このシンポジウムの企画概要について、田谷一善JSES副会長から会員向けに情報提供していただきましたので、以下に紹介します。

 日本ウマ科学会では、ウマの診療を専門としない獣医師の方々に、馬診療の基礎知識を提供する目的で、日本獣医師会獣医学術学会特別企画として日本産業動物獣医学会と共催シンポジウムを開催しています。第三回シンポジウムは以下の企画で実施される予定です。

 

第三回シンポジウム:2017年(平成29年)2月26日(日)(金沢市)

「他の動物種との類似点・相違点からみた馬の繁殖」

  座長:田浦保穂(山口大学)・三角一浩(鹿児島大学)

1. 日本におけるサラブレッド生産のオーバービュー

  井上裕士(イノウエ・ホースクリニック)

2. 雌馬の生殖機能と疾患―牛との相違―

  南保泰雄(帯広畜産大学)

3. 雄馬の生殖機能と疾患―繁殖技術における相違―

  畠添 孝(鹿児島大学)

 

 

※1.第一回及び第二回シンポジウムの企画概要

 

第一回シンポジウム:2015年(平成27年)2月15日(日)13時~16時(岡山市)

 「馬の獣医学~現状と課題そして展望~」

座長:安斉 了(日本中央競馬会)・田谷一善(東京農工大学)

1. わが国の馬獣医学の変遷と現状の課題          

  安斉 了(日本中央競馬会)

2. 乗用馬臨床の基礎

  天谷友彦(大和高原動物診療所)

3. 馬臨床家でない獣医師のための馬の麻酔・外科入門

  樋口 徹(日高地区農業共済組合家畜診療センター)

4. 三重県における馬臨床の課題と取り組み

  西山治生(公益社団法人三重県獣医師会)

5. 馬獣医学教育の現状と展望

  三角一浩(鹿児島大学)

 

第二回シンポジウム:2016年(平成28年)2月26日(金)13時~15時30分(秋田市)

 「馬感染症の診断、治療及び予防の最新事情」

座長:三角一浩(鹿児島大学)・帆保誠二(鹿児島大学)

1. 馬感染症のオーバービュー

  三角一浩(鹿児島大学)

2. 馬の監視伝染病―細菌性疾患―

  丹羽秀和(日本中央競馬会)

3. 馬の監視伝染病―ウイルス性疾患―

  山中隆史(日本中央競馬会)

4. 馬の一般的な感染症

  帆保誠二(鹿児島大学)

 

※2.第二回シンポジウムの開催風景(写真3枚)

 

(JSES事務局:田谷一善JSES副会長情報提供、2016. 8. 9)